共働き夫婦の介護休暇
介護休暇とは
介護休暇とは、労働者が介護を必要とする家族を介護するために、一定期間、労働を中止することができる制度です。介護休暇は、労働基準法第65条の2に規定されており、使用者は、労働者が介護休暇を請求した場合、原則として認めなければなりません。
介護休暇の種類
介護休暇には、以下の2種類があります。
- 介護休業
- 介護休暇
介護休業は、介護を必要とする家族の要介護状態が重度である場合に取得できる休暇です。介護休業は、最大3年間取得することができます。
介護休暇は、介護を必要とする家族の要介護状態が軽度である場合に取得できる休暇です。介護休暇は、最大1年間取得することができます。
介護休暇の取得条件
介護休暇を取得するためには、以下の要件を満たす必要があります。
- 労働者が、介護を必要とする家族がいること。
- 労働者が、介護を必要とする家族を介護するために労働を中止することが必要であること。
- 労働者が、介護休暇を取得する期間が、介護を必要とする家族の要介護状態に応じた合理的なものであること。
介護休暇の取得手続き
介護休暇を取得するには、使用者に申請書を提出する必要があります。申請書には、以下の事項を記載する必要があります。
- 労働者の氏名、生年月日、住所、電話番号
- 介護を必要とする家族の氏名、生年月日、住所、電話番号
- 介護を必要とする家族の要介護状態
- 介護休暇を取得する期間
- 介護休暇を取得する理由
まとめ
介護休暇は、共働き夫婦にとって、介護を必要とする家族を支えるための重要な制度です。介護休暇を取得する際には、上記の条件を満たしているかを確認したうえで、使用者に申請してください。
